PSoC 4200 Prototyping Kitを使ってみる(Lチカ編)

IOの自由度が高いPSoCを使ってみることにしました。

まずは調達。
チップとデバッガを買ってバリバリ使うつもりでないならば、USB接続で書き込みできるキットがおすすめです。

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PSoC5LPのキット
基板付き体験編 ARM PSoCで作るMyスペシャル・マイコン
※通販などで入手できる5LPキットはこれだけかも?

product_PMB1.jpg

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PSoC4シリーズのキット
サイプレス CY8CKIT-049-42xx PSoC 4200 プロトタイピングキット

PSoC 4200 Prototyping Kit: マイコン関連 秋月電子通商

PSoC 4200 Prototyping Kit - スイッチサイエンス

CY8CKit-049_full_img.jpg
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ちなみに、2015年上半期に5LP搭載のPrototyping Kitが出るようです。
Cypress、PSoC 5LPプロトタイピングキットの提供を開始(マイナビ)
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他にもあるようですが、安価に入手可能なPSoC 4200 Prototyping Kitを利用してみることにしました。

こちらは見ての通りUSB端子に挿さるボードになっていて,LEDなんかも実装済みで手っ取り早く試すにはお手頃なキットです.


それではお約束のLチカを試してみます・・・・といっても実はこのPrototypingKit,はじめからLチカが入っています...
電源入れて終わりでは面白く無いので,今回はサンプルを使いながら周期を変更してみようと思います.


PSoC Creatorのインストール


cypressのサイトから,統合開発環境であるPSoC® Creatorをダウンロードしてインストールします.
http://japan.cypress.com/psoccreator/

ドライバのインストール

PSoC 4200 Prototyping KitはUSBポートに差し込んでプログラムしますので 事前にUSB-Serialドライバのインストールを行っておきます.

ブラウザでhttp://www.cypress.com/?rID=83110にアクセスし、「USB-Serial SDK Windows Installer & Configuration Utility」をダウンロードしてインストールします。
インストール後にボードをUSBポートに差し込むと認識されることを確認します。

※デバイスマネージャ上でCOMポート番号を確認し、COMポートの番号が2桁(10番以降)であれば9以下にしておく。

プロジェクトのダウンロード

サンプルプロジェクトをダウンロードします.

http://www.cypress.com/?docID=47827

回答する際はパス名に日本語が入らないようにしたほうがいいかもしれません.

フォルダを解凍したらSCB_Bootloader.cywrkを開くとPSoC Creatorが起動します.

既にPSoC Creatorが入ってる人

開いた時にコンポーネントの置換えを行う旨のダイアログが出るかもしれません. 置き換えの際にArchiveするかどうか聞かれますので,適宜進めてください.

プロジェクトをいじってみる

Workspace Explorerを見てみるとプロジェクトが2種類入っています.

20150324_05.jpg

「Bootloadable Blinking LED」がLチカのプロジェクト,「UART_Bootloader」はUSB経由でプログラムを行うためのプロジェクトになります.
PrototypingKitでは後者のプロジェクトがあるためデバッガなしでUSB経由で書き込めますが,こちらが壊れてしまった時はデバッガが必要になるようです
デバッガ高いので新しもの買ったほうが安価かも・・・


さて,LEDの点滅間隔を変えてみましょう.

TopDesign.cyschタブが開いていますが,ボード上でLEDを光らせるためのブロック図が表示されています.
PSoC Creatorを使うと,ゴリゴリソースを書いたりしなくても,コンポーネントつなげて設定するだけで動きます.

このプロジェクトではPWMコンポーネントを使ってパルスを出力し,LEDの点滅を行っています.

PWMコンポーネントをクリックすると,プロパティが表示されます.

20150324_08.jpg

細かいクロックの設定などはさておき,このプロジェクトでは
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パルスの周期:Period=2000
点灯時間:Compare=1000
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とすることで1秒ごとの点滅が行えます.

上記の設定を適用した後,ビルドを行います.

20150324_09.jpg

outputウィンドウに「Build Succeeded」が出れば成功です.
次に書込みを行います.

書込み

ボードを書き込みモードにします. 下図のSW01を押しながらボードをUSBポートに差し込みます.

CY8CKit-049_sw01.jpg

青色LEDが早い周期で点滅していれば,書き換えモードになっています.

toolメニューから「Bootloader Host」を選択すると書き込みツールが開きます.

20150324_10.jpg

書込するファイルを選択します.
今回のサンプルプロジェクトの場合,書込するファイルは下記の通り.

COMポートを選択し,書き込み速度を変更して書き込みます(ツールバーの矢印ボタン).
※この例ではCOM2

20150324_11.jpg

Programming Finished Successfullyが出れば成功です.

LEDが1秒毎に点滅していると思います.

次回はサンプルいじって他のIOの制御なんかをやってみようと思います.

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